発光路の強飯式

国指定重要無形民俗文化財

 発光路妙見神社の祭り当番の受け渡し儀式として行われる行事。氏子の扮した山伏と強力が、新旧の祭り当番をはじめ、氏子の人々に高盛飯を強います。
 妙見神社の祭礼の後、当番宿からヨビツカイと呼ばれる子どもたちが各戸を訪れ、当番宿への着座を求めます。参加者一同が座に着くと、子どもの相伴で当渡しが行われ、この酒を分かち飲みすることで儀式が承認されます。
 続いて太鼓が三度打ち鳴らされると、山伏と強力が登場し強飯式が始まります。強飯式では強力が口上を述べた後、「責め棒」で新太夫などの首根を押えて祝います。この口上には強力の表情に似合わないユーモラスなものもあり、集まった観客の笑いを誘います。
 この行事は、村人に祭り当番を引き受けるにあたって望ましい資質を育てようとする性格を持った重要な行事です。

祭り・イベント情報

◆名称

発光路の強飯式

◆会場

〒322-0423 鹿沼市上粕尾740 発光路公民館(郷土文化保存伝習館)

◆開催日

1月3日
※2025年は神事のみ、強飯式は中止

◆内容

<主なスケジュール>
  9:00 ~ 10:00 妙見神社のお祭り(神事)
10:00 ~ 11:30 強飯式(発光路公民館にて)

◆アクセス

  車  
東北自動車道栃木I.Cから約45分
東北自動車道鹿沼I.Cから約50分

 駐車場 
普通車40台(妙見神社と発光路公民館)

アクセス

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