街あるきは一杯のコーヒーと共に―。
全国のカフェ好きが集う街
1軒の“自宅カフェ”から始まった、鹿沼のカフェ文化
鹿沼市役所からほど近い場所にある「根古屋(ねこや)路地」。1999年、人通りのなかったこの路地裏に「CAFE 饗茶庵(現・日光珈琲 饗茶庵本店)」がオープン。それを機に、このカフェを中心とした路地や街中に、次々と魅力的なお店が誕生していきました。そして今「ネコヤド」と名付けられたこの路地周辺は、全国のカフェ好きがやってくる、注目のスポットとして名が知られています。すでに店を構えている人と、これから店を始めたい人をつなぐイベントやさまざまな街づくり事業など、鹿沼のカフェ文化が築かれる場面には、いつもこの街のキーパーソンである風間教司さんの姿がありました。
風間教司さん/日光珈琲オーナー
鹿沼市出身。自宅を自ら改装し「CAFE 饗茶庵」をオープン。現在は鹿沼市・日光市・栃木市にあるカフェ経営のほか、創業支援・起業コンサルティング、街づくり事業なども手掛ける。
路地裏の魅力について―
「どんな場所のどんな小さな路地裏にも、長い歴史とそこで暮らす人たちの日々の営みがあります。そんな営みの積み重ねが“今”であり、何気ない瞬間に、その当時の営みを垣間見ることができます。そんな思いがけない発見や気づきに出会えるのが、路地裏の面白さだと思います。また、道幅が狭く、すれ違いざまにお互いに声がかけられ、自然と会話が始まるのも路地裏ならでは。時が過ぎても変わらない、人の営みの原点が残る場所なんですよね。」
鹿沼のカフェ、その楽しみ方―
「根古屋路地の『日光珈琲 饗茶庵本店』の周辺には、さまざまなお店が点在しています。マクロビオティックをベースにしたフレンチレストランやフラワーショップ、デリカテッセンなど、どれも個性豊かなお店ばかり。そんな魅力的なお店を巡るまち歩きの合間に、ふらりとカフェに立ち寄って、ゆっくりひと休みできるのも、鹿沼のカフェの楽しみ方じゃないでしょうか。これからもカフェが、まちと人とをつなぐ場所でありたいと思っています。」
日光珈琲 饗茶庵本店
鹿沼のカフェ文化の先駆け的存在の名店。落ち着いた空間で、香り高い自家焙煎コーヒーや名物のオムライス、スイーツが楽しめます。
鹿沼市上材木町1737
TEL:0289-60-1610
〇鹿沼カフェ
Bonsai Cafe
「鹿沼市花木センター」内のカフェ。苔玉やミニ盆栽が飾られた店内で、苔玉スイーツや摘みたてのハーブティーを提供しています。
鹿沼市茂呂2086-1 鹿沼市花木センター内
TEL:0289-76-2310
はちみつカフェ HoneyB
老舗養蜂園「黒田養蜂園」直営の“はちみつカフェ”。全メニューに風味豊かなはちみつを使用。はちみつの魅力を存分に堪能できます。
鹿沼市村井町291-5
TEL:0289-77-5252
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