気楽な散歩でも、重厚な歴史に触れて。
石と彫刻の物語
~ ご近所編 ~
石と彫刻を巡り、鹿沼の街なかを散策するお散歩コースです。
かぬまブランドに認定されている深岩石を積んだ「石蔵」と、鹿沼秋まつりで繰り出される豪華絢爛な「彫刻屋台」は、
長い年月を経てもなお独特の雰囲気を創り出しています。
「お散歩」の中でも、遥かなる刻の流れを感じてください。
交通手段:徒歩
時期:通年
INDEX
- 文化活動交流館
徒歩で1min - 川上澄生美術館
徒歩で15min - 屋台のまち中央公園
徒歩で5min - まちの駅 新・鹿沼宿
鹿沼市の郷土資料展示施設です。彫刻屋台を毎年入替て2台展示するほか、昔の人々の生活を知ることができる民俗資料や、市内の遺跡から出土した考古資料、そして鹿沼出身の偉人についても展示しています。
建物は、新築施設と深岩石造りの石蔵を再利用した施設で構成されています。
新築施設は、すでに解体された石蔵の石材を再利用し、石蔵との調和を図り、特に「つるめの跡※」をデザイン的に利用しているのが特徴です。
※石の表面をつるはしで凹凸状に削り取った跡。
木版画の詩人と呼ばれる川上澄生の作品を中心に展示する美術館です。作品は鹿沼市出身で川上澄生の教え子でもあった故長谷川勝三郎氏から提供されたおよそ2,000点に及ぶコレクションが中心となっています。南蛮文化や明治の文明開化をモチーフにして、武骨で温かみのある独特な作風で制作された作品は、木版画を中心にガラス絵、革絵、焼絵、木工玩具、陶器など多岐にわたります。
明治洋館風の外装は、川上澄生の作品を反映しています。建物には鹿沼産の深岩石、内装には「木のまち鹿沼」にふさわしく、随所に木が使用されています。
屋台のまち中央公園は、彫刻屋台展示館・掬翠園・物産館からなる施設です。彫刻屋台展示館では久保町・銀座一丁目、銀座二丁目の所有する彫刻屋台を常設展示していす。鹿沼秋まつりを紹介する映像や、彫刻屋台関連の資料などもご覧いただけます。掬翠園は鹿沼三名園の一つを復元した日本庭園で、自由に散策することができます。物産館では鹿沼の生産品を中心に楽しいお土産をご用意しています。
誰でも気軽に立ち寄り、地域の話題や情報が得られる交流の場です。トイレに困ったときや道に迷ったときに役に立つ「おもてなし」の空間です。
鹿沼産の新鮮な野菜やお土産が購入できる物産館や、そば店、軽食コーナーも併設されています。